サエキ トシアキ   Saeki Toshiaki
  佐伯 俊昭
   所属   埼玉医科大学  医学部 国際医療センター 乳腺腫瘍科
   職種   特任教授
論文種別 学術雑誌(総説)
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
表題 がん化学療法による悪心・嘔吐
掲載誌名 正式名:薬局
掲載区分国内
出版社 南山堂
巻・号・頁 66(5),96-101頁
著者・共著者 ◎松浦一生、(佐伯俊昭)
発行年月 2015/04
概要 <Key Points>がん化学療法で生じる悪心・嘔吐に対して、適切な制吐療法を行うことが大切である。悪心・嘔吐の発症時期により、(1)急性期悪心・嘔吐、(2)遅発性悪心・嘔吐、(3)予期性悪心・嘔吐に分類される。がん化学療法薬の催吐性リスクは、高度、中等度、軽度、最小度の4段階のリスクに分類され、各リスクに応じた適切な制吐療法が行われるべきである。制吐薬としてのデキサメタゾンは、アプレピタントを併用することでAUCが約2倍に上昇するため、減量投与が推奨される。(著者抄録)