フジモト ミツオ
FUJIMOTO Mithuo
藤本 幹雄 所属 埼玉医科大学 医学部 総合医療センター リハビリテーション科 職種 専任講師 |
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論文種別 | 学術雑誌(原著) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 脳血管障害患者の自宅退院を規定する要因は何か 回復期リハビリテーション入棟時の状態からの検討 |
掲載誌名 | 正式名:日本病院会雑誌 ISSNコード:03859363 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 56(2),214-217頁 |
著者・共著者 | 中川知美, 風晴俊之, 菊地豊, 常田康司, 藤本幹雄, 美原盤 |
発行年月 | 2009/02 |
概要 | 回復期リハビリテーション(リハビリ)病棟入棟時の患者の、医学的情報、機能障害、動作能力、日常生活活動(ADL)能力について、自宅退院を規定する要因を抽出するために、ロジスティック回帰分析で検討した。リハビリを実施した脳血管障害患者390例を対象とした。自宅退院を規定する要因は、意識障害の有無、麻痺重症度(重度)、FIMトイレ、FIM理解が転帰先と有意な関連を示した。意識障害があること、麻痺が重度であることにより自宅退院率はそれぞれ0.3倍と低くなり、FIMトイレ得点、FIM理解得点が1点あがることで、自宅退院率はそれぞれ1.3倍と高くなった。FIMトイレは、曲線下面積0.81、カットオフ値3.5点で、自宅退院に対する感度72.3%、特異度82.5%であった。FIM理解は、曲線下面積0.75、カットオフ値4.5点で、感度69.4%、特異度72.5%であった。 |