フジモト ミツオ
FUJIMOTO Mithuo
藤本 幹雄 所属 埼玉医科大学 医学部 総合医療センター リハビリテーション科 職種 専任講師 |
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論文種別 | 学術雑誌(原著) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 当院心筋梗塞患者における心血管リハビリ外来参加率および心血管リハビリ外来参加による身体機能変化要因の検討 |
掲載誌名 | 正式名:旭中央病院医報 ISSNコード:02859017 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 38,67-72頁 |
著者・共著者 | 三浦秀之, 横谷浩士, 吉田世理, 細谷 静香, 藤本幹雄 |
発行年月 | 2016/12 |
概要 | 2012年4月~2014年9月に経皮的冠動脈インターベンションを実施し、入院中にリハビリを実施して自宅退院した心筋梗塞患者374名(男291名、女83名、平均年齢67.6歳)を対象に、心血管リハビリ外来(心リハ外来)参加率ならびに心リハ外来への参加による身体機能、体格指数(BMI)・血清脂質の変化を調査・分析した。心リハ外来に参加した患者は83名(男68名、女15名、平均年齢63.4歳)であり、参加率は22.2%であった。外来継続日数は64.5日、通院頻度は1.6回/週であった。参加率は、女性の方が低値であり、年々増加する傾向を認めた。心リハ外来参加者と非参加者の比較では、心リハ外来参加群の年齢が有意に低かった。運動療法開始時と終了時の身体機能を比較すると嫌気性代謝閾値、最高酸素摂取量、等尺性膝伸展筋力、Timed Up and Go test、10m最大歩行速度、6分間歩行試験は有意に改善し、血清脂質のうちHDL-Cは有意に増加した。 |