タマル シュンスケ   TAMARU Shunsuke
  田丸 俊輔
   所属   埼玉医科大学  医学部 産科・婦人科
   職種   教授
論文種別 学術雑誌(原著)
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 妊娠高血圧症候群が常位胎盤早期剥離の転帰に与える影響の検討
掲載誌名 正式名:関東連合産科婦人科学会誌
ISSNコード:21860610/21860629
掲載区分国内
出版社 (一社)関東連合産科婦人科学会
巻・号・頁 62(4),383-388頁
著者・共著者 鷹野 夏子, 田丸 俊輔, 板倉 桜子, 鈴木 裕之, 高村 将司, 梶原 健, 亀井 良政
発行年月 2025/11
概要 妊娠高血圧症候群(hypertensive disorders of pregnancy:HDP)は常位胎盤早期剥離(早剥)のリスク因子であるが,HDPの有無による早剥の転帰について一定の見解はなく検討を行った.対象は9年間に早剥と診断した58例とし,HDP+群は21例(36.2%),HDP-群は37例(63.8%)であった.両群の母体背景に差は認めず,臍帯動脈血pHはHDP+群7.08±0.21,HDP-群7.24±0.15(p<0.05),性器出血はHDP+群11例(52.4%),HDP-群33例(89.2%)(p<0.05)であった.またHDP+群を妊娠高血圧腎症(Preeclampsia:PE)群16例(76.2%)と妊娠高血圧(gestational hypertension:GH)及び高血圧合併妊娠(chronic hypertension:CH)群5例(23.8%)に分類した場合,臍帯動脈血pHはPE群7.02±0.19とGH/CH群7.29±0.08(p<0.05),Apgar score 5分値7点未満8例(72.7%)と0例0%(p=0.02)であり,性器出血はPE群6例(37.5%),GH/CH群5例(100%)(p<0.05)であった.PE群では性器出血を伴わない内出血型の早剥が多く,胎盤後血腫の増大により子宮内圧が上昇し児の転帰が不良になったと推察した.(著者抄録)
文献番号 2026083317