カトウ アズサ
KATOU Azusa
加藤 梓 所属 埼玉医科大学 医学部 総合医療センター 麻酔科(麻酔科、産科麻酔科) 職種 助教 |
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論文種別 | 学術雑誌(症例報告) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | がん性の神経障害性疼痛に対するプレガバリンの効果の検討 |
掲載誌名 | 正式名:臨床麻酔 ISSNコード:03873668 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)シービーアール |
巻・号・頁 | 38(7),1009-1012頁 |
著者・共著者 | 佐藤 尚子, 加藤 梓, 石丸 理恵, 小板橋 俊哉 |
発行年月 | 2014/07 |
概要 | プレガバリン(リリカ)は、欧米では神経障害性疼痛治療のファーストラインに位置付けられている。本邦では「帯状疱疹後神経痛」に加えて、2010年10月に「末梢性神経障害性疼痛」が追加承認され、以後、神経障害性疼痛に対して広く臨床で使用されている。今回、がん性の神経障害性疼痛を訴える各種癌患者11例を対象に、オピオイドに加えて鎮痛目的でプレガバリンを投与し、投与前後で疼痛の評価を行った。評価法にはVAS(visual analogue scale)を用い、その中央値をプレガバリン投与前後で比較検討した。プレガバリン投与開始1~3日後には、開始前と比較してVAS値の中央値は7から2へと改善を認めた。許容できない副作用もなく、プレガバリンは神経障害性のがん性疼痛に対しても安全かつ有効に使用可能と考えられた。(著者抄録) |
文献番号 | 2014314197 |