カトウ アズサ
KATOU Azusa
加藤 梓 所属 埼玉医科大学 医学部 総合医療センター 麻酔科(麻酔科、産科麻酔科) 職種 助教 |
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論文種別 | 学術雑誌(原著) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | レミフェンタニル麻酔導入時の循環抑制に対するアトロピンおよびエフェドリン予防投与の有効性 |
掲載誌名 | 正式名:臨床麻酔 ISSNコード:03873668 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)シービーアール |
巻・号・頁 | 34(4),673-677頁 |
著者・共著者 | 高野 慧玲, 大内 貴志, 縣 秀栄, 加藤 梓, 小板橋 俊哉 |
発行年月 | 2010/04 |
概要 | レミフェンタニルを用いた導入時には循環抑制が問題となる。本研究では導入時に0.5μg/kg/minで持続静注した場合の循環抑制の程度、および対策としてアトロピンまたはエフェドリンを予防的に投与することの有用性を検討した。導入中に45/min以下の徐脈は21%に生じた。心拍数に関して、アトロピン群では有意な変化は認められなかったが、対照群およびエフェドリン群では挿管直前に有意に低下しており、対照群では徐脈に対する介入も有意に多かった。血圧に関して、アトロピンおよびエフェドリンの予防投与でその低下は予防できなかった。アトロピンの前投与により徐脈は予防可能であり、有用であると考えられた。(著者抄録) |
文献番号 | 2010191815 |