ヒシダ トモユキ   HISHIDA Tomoyuki
  菱田 智之
   所属   埼玉医科大学  医学部 国際医療センター 呼吸器外科
   職種   教授
論文種別 学術雑誌(原著)
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 外科診療における医師働き方改革 これまでの対策と今後の課題 幸せ指数から考える外科医の働き方改革 労働時間削減だけで外科医は幸せになれるのか?
掲載誌名 正式名:日本外科学会雑誌
ISSNコード:03014894/18801129
掲載区分国内
出版社 (一社)日本外科学会
巻・号・頁 126(1),101-103頁
著者・共著者 中井 猛斗, 朝倉 啓介, 坂本 恭子, 岡林 剛史, 大久保 祐, 政井 恭兵, 加勢田 馨, 菱田 智之, 尾原 秀明, 北川 雄光
発行年月 2025/01
概要 2024年4月から医師の働き方改革が始まっているが、医師の中でも他の診療科の医師に比べ労働時間が長いことが知られている外科医の幸せな働き方の検討に資することを目的に、本学および関連病院に所属する医師を対象に、前野らが開発した「はたらく人の幸せ診断」を用いたWebアンケートを実施し、436名(男性336名、女性100名、平均卒後年数12年、うち、外科医は92名)より回答を得た(回収率16%)。「はたらく人の幸せ診断」は働くことの幸せ実感を7因子(自己成長、リフレッシュ、チームワーク、役割認識、他者承認、他者貢献、自己裁量)に分けて測定する質問票で、全7因子の平均点(7点満点:幸せ指数)により労働者の幸せを評価可能である。その結果、外科医は非外科医と比べ、労働時間が有意に長かったが、卒後3年目および9~19年目で非外科医より幸せ指数が有意に高かった。どの卒後年数の外科医の幸せ指数(4.54~5.54)も、先行研究による一般の全職種の平均(4.42)より高く、全般的に外科医の幸せ実感は高いと考えた。主に大学病院で修練を積む卒後5~8年目の外科医の幸せ指数が相対的に低いことが課題として認識され、「はたらく人の幸せの7因子」のそれぞれを高める施策が必要と考えられた。
文献番号 2025181500