タカイ ヤスシ
TAKAI Yasushi
高井 泰 所属 埼玉医科大学 医学部 総合医療センター 産婦人科(産婦人科、総合周産期母子医療センター産科) 職種 教授 |
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論文種別 | 学術雑誌(その他) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 不妊治療の保険適用による変化 一般不妊治療 |
掲載誌名 | 正式名:母性衛生 ISSNコード:03881512 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (公社)日本母性衛生学会 |
巻・号・頁 | 63(4),学21-学29頁 |
著者・共著者 | ◎高井 泰 |
発行年月 | 2023/01 |
概要 | 少子化は今や社会問題となっており,不妊症の検査や治療を受けたことがある夫婦は18.2%に上る。不妊症診療は,生殖メカニズムに関する様々な研究知見の集積を背景として,種々の検査や手術,一般不妊治療や生殖補助医療(ART),専門知識に基づく看護や心理支援など極めて多方面からのアプローチを必要とする。妊娠成立のメカニズムはいまだ不明の点が多く,加齢による卵子の機能低下(いわゆる「卵子老化」など)も無視できない。個々の夫婦の様々な価値観,年齢や既往歴,社会的状況(女性の就業の有無など)や希望により,治療期間を適宜調整することも重要である。2022年4月からARTを含む不妊治療が保険適用の対象となり,多くの不妊症患者にとっては福音と言えるが,従来と比べて最新の治療が受けにくくなるほか,安全性を含めて様々な課題も指摘されている。(著者抄録) |
文献番号 | 2023110386 |