タカイ　ヤスシ   TAKAI Yasushi   高井　泰    所属   埼玉医科大学  医学部 総合医療センター　産婦人科（産婦人科、総合周産期母子医療センター産科）    職種   教授
論文種別	学術雑誌(原著)
言語種別	日本語
査読の有無	査読あり
表題	卵管間質部妊娠術後の帝王切開術中に子宮破裂を認めた一例
掲載誌名	正式名：日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 ISSNコード：18849938
掲載区分	国内
出版社	(一社)日本産科婦人科内視鏡学会
巻・号・頁	38(2),108-112頁
著者・共著者	◎宇佐美 拓哉, 鮫島 浩輝, 佐藤 翔, 木崎 雄一朗, 黒瀬 喜子, 松永 茂剛, 長井 智則, 高井 泰
発行年月	2022
概要	症例は6妊2産の35歳で、卵管間質部妊娠術後1年半で自然妊娠した。妊娠35週に下腹部痛を主訴に救急搬送され、来院時に下腹部痛は消失していたが、NSTで頻回の子宮収縮を認めたため切迫早産の診断で管理入院とした。妊娠37週に既往子宮術後妊娠の適応で選択的帝王切開術を施行した。児の娩出後、胎盤娩出を行おうとしたが、子宮内に胎盤を触れず、子宮を腹腔外へ挙上したところ子宮術後創部に子宮破裂を認め、胎盤は同部位から腹腔内へ娩出していた。帝王切開創部を縫合した後、子宮破裂創部をブレイド吸収糸で縫合修復し、手術を終了した。術後は母児とも経過良好で、術後6日目に定時退院となった。
DOI	10.5180/jsgoe.38.2_108
文献番号	2023125150