シノジマ トシアキ   SHINOJIMA Toshiaki
  篠島 利明
   所属   埼玉医科大学  医学部 泌尿器科
   職種   教授
論文種別 学術雑誌(その他)
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
招待の有無 招待あり
表題 【ERAS時代の周術期管理マニュアル】術中・術後合併症とその管理 腎・尿路系 排尿障害
掲載誌名 正式名:臨床外科
ISSNコード:03869857
掲載区分国内
出版社 (株)医学書院
巻・号・頁 69(11),309-311頁
著者・共著者 篠島 利明, 大家 基嗣
発行年月 2014/10
概要 <最近の知見と重要ポイント>尿道カテーテル留置は,周術期の尿量モニターのため,また脊髄麻酔による術後尿閉(POUR)を避けるために広く行われている低侵襲な医療行為である.留置中は患者に苦痛や不快感を生じさせるだけでなく,離床の遅れ,尿路感染併発のリスクとなるため,必要最小限・短期間であることが望ましい.POURの診断の遅れは,膀胱の過伸展による収縮障害や,逆流による腎盂腎炎などの有熱性尿路感染の合併,さらには入院期間の延長と関連しうる.ERAS時代においてはPOURリスクを有する患者を同定し,膀胱過伸展に至らせないための迅速な診断・対応を行うことが必要である.(著者抄録)
DOI 10.11477/mf.1407200065
文献番号 2015016216