イイホシ サトシ
IIHOSHI Satoshi
飯星 智史 所属 埼玉医科大学 医学部 総合医療センター 脳神経外科 職種 教授 |
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論文種別 | 学術雑誌(症例報告) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 破裂椎骨脳底動脈解離性動脈瘤に対する overlapping LVIS (Low‒profile Visualized Intraluminal Support) stents assisted coil embolization |
掲載誌名 | 正式名:Neurosurg Emergency |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 26(1),104-110頁 |
著者・共著者 | 笠倉至言,飯星智史,神山信也,柳川太郎,塚越瑛介 |
発行年月 | 2021/03/24 |
概要 | 破裂した椎骨脳底動脈解離性動脈瘤に対して,母血管を温存しながら確実に 止血効果を得るための血管内治療は確立していない.いくつかの治療方法が報告され ているが,なかでもステントを複数枚重ねて整流効果を期待する “overlapping stents assisted coil embolization” は止血効果が高いと期待される.出血発症の椎骨脳底動脈解 離性動脈瘤に対して,急性期に LVIS ステントを2枚重ねた “overlapping stents assisted coil embolization” を実施した2症例を報告する.2症例とも同治療によって完全塞栓 が得られ,転帰も良好であった.解離性脳動脈瘤の破裂急性期にも高い再破裂予防効 果を発揮する可能性がある.虚血性合併症を防ぐため,周術期の抗血栓療法について は更なる検討が必要である. |