カワイ ミナ
KAWAI Mina
川合 美奈 所属 埼玉医科大学 保健医療学部 看護学科 職種 専任講師 |
|
論文種別 | 学術雑誌(原著) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 医療的ケア児と家族の社会生活とウェルビーイングを支える多職種連携の過程 |
掲載誌名 | 正式名:小児保健研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 公益社団法人日本小児保健協会 |
巻・号・頁 | 79(5),466-476頁 |
著者・共著者 | 佐鹿孝子, 久保恭子, 川合美奈, 箱石文恵, 藤沼小智子, 坂口由紀子, 宍戸路佳 |
発行年月 | 2020/09/30 |
概要 | 地域で生活する医療的ケア児と家族の社会生活とウェルビーイングを支えるための多職種連携の過程を 解明する。 医療的ケア児と家族への支援を行っている福祉職・医療職の20人へ半構造化面接調査を行い,修正 版グラウンデット・セオリー・アプローチ法で分析した。 カテゴリー12件と概念47件を抽出した。専門職は,医療的ケア児の【退院前から地域で受けとめてい く場づくり】を始めており,子どもと家族を【後押しする存在】になっていた。子どもの成長発達に伴い,【限ら れた制度の活用】をし,【子どもと家族が主体】という考えを基盤として,【より良い生活への願いと模索】をしな がら支援していた。その過程で【日常の対応の中での信頼関係】を築いていた。専門性の〈尊重から生まれる信頼〉 などが【多職種と連携を高める動機と活力】になり,【専門性の発揮とそのための工夫】につながり,時には,【適 時的な他機関・行政への働きかけと連携】を行っていた。その過程は【多職種連携による効果】を生じ,【子ども と家族のウェルビーイング】へ向けた支援であった。 |