マエシマ アキト
MAESHIMA Akito
前嶋 明人 所属 埼玉医科大学 医学部 総合医療センター 腎・高血圧内科 職種 教授 |
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論文種別 | 学術雑誌(症例報告) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | トシリズマブで治療中にE型肝炎を発症した関節リウマチの一例 |
掲載誌名 | 正式名:関東リウマチ ISSNコード:09114807 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 関東リウマチ研究会 |
巻・号・頁 | (49),96-102頁 |
著者・共著者 | 中沢佳奈, 池内秀和, 内山和彦, 浜谷博子, 坂入徹, 金子和光, 前嶋明人, 廣村桂樹, 山崎勇一, 岡本宏明, 野島美久 |
発行年月 | 2016/03 |
概要 | 症例は63歳女性で、2年前より関節リウマチを発症し、プレドニゾロンとトシリズマブの投与で寛解していた。B型肝炎ウイルス(HBV)抗原陰性、HBs抗体陽性、HBc抗体陽性であった。6日前より全身倦怠感と食思不振の出現を認め、肝機能障害を認めた。トシリズマブ、プレガバリン、エルデカルシトール、テリパラチドを被疑薬とした薬剤性肝炎を考えた。被疑薬を中止し、強力ミノファーゲンシー、ウルソデオキシコール酸を投与した。次第に肝酵素、自覚症状ともに軽快し、1週間で退院した。退院後にHEV-IgA抗体が陽性であることが判明し、さらに精査をすると、抗体価、RNA陽性であり、E型肝炎、ジェノタイプ3と判明した。 |
文献番号 | 2016210420 |