マエシマ アキト
MAESHIMA Akito
前嶋 明人 所属 埼玉医科大学 医学部 総合医療センター 腎・高血圧内科 職種 教授 |
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論文種別 | 学術雑誌(症例報告) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 再発を繰り返す声門下狭窄に対しリツキシマブが奏効した多発血管炎性肉芽腫症の一例 |
掲載誌名 | 正式名:関東リウマチ ISSNコード:09114807 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 関東リウマチ研究会 |
巻・号・頁 | (50),104-109頁 |
著者・共著者 | 前田英昭, 坂入徹, 梅元あずさ, 浜谷博子, 池内秀和, 金子和光, 前嶋明人, 廣村桂樹, 野島美久 |
発行年月 | 2017/03 |
概要 | 症例は37歳男性で、11年前に多発血管炎性肉芽腫症を発症し、プレドニゾロン(PSL)、シクロホスファミド、メトトレキサート(MTX)等で加療されていた。3週間前に発声困難となり、声門下の完全閉塞と診断し、ただちにPSLを増量したが改善せず入院となった。喉頭内視鏡所見では、入院2ヵ月前では開通していたが、入院直前には肉芽腫様腫瘤による完全閉塞が認められ、発声困難の原因と考えられた。入院後、リツキシマブ(RTX)375mg/m2/週を開始した。初回投与後は外来で治療を継続し、合計4回投与を行った。3回目のRTX投与時には発声困難の改善を認めていた。CD19陽性細胞数は入院直前のL/Dで陽であったが、RTX投与後は絶対数0まで低下した。入院直前の喉頭内視鏡で認めた肉芽腫様腫瘤は消失し、声門下狭窄の改善、気道の開通を認めた。 |
文献番号 | 2018247943 |