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アライ トモユキ
ARAI Tomoyuki
新井 智之 所属 埼玉医科大学 保健医療学部 理学療法学科 職種 教授 |
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| 論文種別 | 学術雑誌(総説) |
| 言語種別 | 日本語 |
| 査読の有無 | 査読なし |
| 招待の有無 | 招待あり |
| 表題 | ロコモの評価と対策としてのロコトレの効果 |
| 掲載誌名 | 正式名:Medical Science Digest 略 称:Med Sci Digest ISSNコード:13474340 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社 | ニュー・サイエンス社 |
| 巻・号・頁 | 45(6),362-365頁 |
| 著者・共著者 | ◎新井智之 |
| 発行年月 | 2019/06 |
| 概要 | ロコモティブシンドローム(ロコモ)は運動器の脆弱性を示す概念であり、超高齢社会を迎えた我が国では、ロコモへの対策が急務である。ロコモの予防・改善のためには、移動機能低下を総合的に評価し、適切な対策を講じることが重要である。ロコモの評価は3種類のロコモ度テスト(立ち上がりテスト、2ステップテスト、ロコモ25)で行い、ロコモ度を判定する。3種類のロコモ度テストは、垂直および水平方向の移動機能、運動器による痛みと生活動作能力を反映しており、移動機能を総合的に評価できる。ロコモ対策としては、運動が重要であり、なかでもロコモーショントレーニング(ロコトレ)は、介入研究の結果から、運動の継続率が高く、中高年の運動機能やロコモの改善に有用な手段である。ロコトレは、簡便で道具を使わず、コストのかからない運動であるため、地域の講習会や介護予防教室、診察室での運動指導など様々な場面で用いることができる。 |