コセキ ヨウサク
KOSEKI Yousaku
小関 要作 所属 埼玉医科大学 保健医療学部 理学療法学科 職種 専任講師 |
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論文種別 | 学術雑誌(原著) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 頸椎・頸髄疾患による四肢不全麻痺患者の歩行練習実施1ヵ月後における歩行予後予測に有用な評価指標 |
掲載誌名 | 正式名:臨床理学療法研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 27,1-4頁 |
著者・共著者 | ◎國澤洋介, 高倉保幸, (小関要作), 一氏幸輔, 石川奈緒美, 野々垣政志, 石川秀登, 下松智哉, 山本満 |
発行年月 | 2010/07 |
概要 | 歩行練習を実施した頸椎・頸髄疾患による四肢不全麻痺患者44例を対象に、歩行練習実施1ヵ月後の歩行能力を予測する評価指標を明らかにすることを目的とした。対象患者の年齢は57.8±14.2歳(mean±SD)、発症要因は外傷15例、非外傷29例であった。デシジョンツリーを用いた解析により、下肢運動麻痺が35点未満のI群、下肢運動麻痺が35点以上で優位側の膝屈曲筋力が0.28Nm/kg未満のII群、下肢運動麻痺が35点以上で優位側の膝屈曲筋力が0.28Nm/kg以上のIII群による予測法が算出され、予測精度を示す連関係数(V)は0.89(p<0.05)となった。今回の結果から、歩行自立を予測するための評価指標とその基準値が明らかとなり、臨床での有用性が示唆された。 |