イシグロ トオル
ISHIGURO Toru
石畝 亨 所属 埼玉医科大学 医学部 総合医療センター 消化管外科・一般外科 職種 准教授 |
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論文種別 | 学術雑誌(症例報告) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 潰瘍性大腸炎に伴う結腸癌後腹膜穿通に対する大腸全摘術後FDG/PET陰性の局所再発を来した1例 |
掲載誌名 | 正式名:癌と化学療法 ISSNコード:03850684 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 44(12),1464-1466頁 |
著者・共著者 | 熊倉 真澄, 小倉 俊郎, 牟田 優, 伊藤 徹哉, 山本 梓, 天野 邦彦, 石畝 亨, 福地 稔, 持木 彫人, 石田 秀行 |
発行年月 | 2017/11 |
概要 | 症例は55歳、男性。25歳時に全大腸炎型潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis:UC)と診断され、以降内服加療されていた。50歳時に後腹膜穿通を伴う下行結腸癌イレウスの診断で大腸全摘術、回腸嚢肛門管吻合術を施行した。病理組織検査で粘液癌、Stage IIと診断された。術後3年経過時にCT検査にて膵尾部と左腎の間に軟部腫瘤が出現したが、FDG/PET検査にて同部位への集積を認めず厳重観察となった。初回手術から4年8ヵ月経過時には同腫瘤は増大傾向にあり、腫瘍マーカーも漸増したことから再発を疑い膵体尾脾切除、左腎摘出術を施行した。病理組織検査にて結腸癌の局所再発として矛盾しない結果であった。colitic cancerでは粘液癌などの特殊な組織型が多い。大腸粘液癌では通常組織型の大腸癌と比較しFDG/PET検査の感度は低く、そのサーベイランスには注意を要する。(著者抄録) |
文献番号 | 2018260622 |