イシダ ヒデユキ
ISHIDA Hideyuki
石田 秀行 所属 埼玉医科大学 医学部 総合医療センター 消化管外科・一般外科 職種 教授 |
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論文種別 | 大学・研究所等紀要 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 遠隔転移を伴う大腸癌を合併した家族性大腸腺腫症の治療経験 |
掲載誌名 | 正式名:家族性腫瘍 ISSNコード:13461052 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 15(2),27-30頁 |
著者・共著者 | 松澤 岳晃, 近 範泰, 田島 雄介, 鈴木 興秀, 石畝 亨, 傍島 潤, 隈元 謙介, 福地 稔, 熊谷 洋一, 石橋 敬一郎, 持木 彫人, 石田 秀行 |
発行年月 | 2015/05 |
概要 | 【目的】遠隔転移を伴う大腸癌を合併した家族性大腸腺腫症の治療成績を検討する.【対象】2000年9月から2014年3月までに当科で初回外科治療を行った6例.【方法】臨床病理学的事項と治療方法・結果に関する事項を診療録から抽出し,後方視的に検討した.【結果】男性2例,女性4例.年齢35(32~65)歳.進行大腸癌の局在は,横行結腸3例,下行結腸1例,直腸S状部1例,上部直腸1例で,遠隔転移巣は,肝転移4例,肝転移および遠隔リンパ節転移2例であった.原発巣に対し大腸全摘・回腸嚢肛門管吻合術1例,結腸全摘術4例およびハルトマン手術1例を行い,二期的治療(術前化学療法含め)により4例で転移巣の治癒切除が可能であった.全例オキサリプラチンベースの化学療法を行い,累積3年全生存率は66.7%であった.【まとめ】遠隔転移を伴う大腸癌を合併した家族性大腸腺腫症であっても,新規抗癌剤投与と遠隔転移巣切除を伴う結腸(ないし大腸)全摘術を行うことにより,良好な予復が期待できる可能性がある.(著者抄録) |
文献番号 | 2015271184 |