イトウ テツヤ
ITO Tetsuya
伊藤 徹哉 所属 埼玉医科大学 医学部 総合医療センター 消化管外科・一般外科 職種 助教 |
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論文種別 | 学術雑誌(症例報告) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 内臓逆位に合併した消化器癌に対して腹腔鏡下手術を行った2例 |
掲載誌名 | 正式名:癌と化学療法 ISSNコード:03850684 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 42(12),2130-2132頁 |
著者・共著者 | 伊藤 徹哉, 斉藤 勝, 小林 祐介, 近 範泰, 天野 邦彦, 松澤 岳晃, 石畝 亨, 福地 稔, 熊谷 洋一, 石橋 敬一郎, 隈元 謙介, 大木 進司, 持木 彫人, 竹之下 誠一, 石田 秀行 |
発行年月 | 2015/11 |
概要 | 完全内臓逆位に合併した消化器癌に対し腹腔鏡下手術を行った2例を報告する。症例1:53歳、女性。検診で便潜血陽性を指摘され、当科を紹介受診した。下部消化管内視鏡検査にて肛門縁より約4cm口側に2型腫瘍を認めた。CT検査では完全な鏡面像を呈した体腔内臓器を認めた。低位鎖肛を合併していたことから、cT1b、N0、M0、Stage Iの診断で腹腔鏡補助下腹会陰式直腸切除術(D2)を行った。症例2:60歳、男性。検診で便潜血陽性を指摘され、下部消化管内視鏡検査を施行したところ、上行結腸に2型腫瘍を認めた。術前検査では消化器臓器の逆位は認めなかったものの、右胸心を認めた。cT2、N0、M0、Stage Iの診断で腹腔鏡下回盲部切除術(D3)を施行した。完全内臓逆位であっても十分な術前評価と鏡面像を踏まえた手術操作を行うことで腹、腹腔鏡下手術は安全に行える術式であると考えられた。(著者抄録) |
文献番号 | 2016121416 |