イシダ ヒデユキ
ISHIDA Hideyuki
石田 秀行 所属 埼玉医科大学 医学部 総合医療センター 消化管外科・一般外科 職種 教授 |
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論文種別 | 学術雑誌(症例報告) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | Endocytoscopy systemを用いた胃・食道逆流症の観察 |
掲載誌名 | 正式名:潰瘍 ISSNコード:21897956 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 43,24-28頁 |
著者・共著者 | 熊谷 洋一, 天野 邦彦, 川田 研郎, 福地 稔, 石橋 敬一郎, 持木 彫人, 河野 辰幸, 石田 秀行, 相田 順子, 田久保 海誉 |
発行年月 | 2016/05 |
概要 | Endocytoscopy system(ECS)観察を行った胃・食道逆流症(GERD)30例を対象に、内視鏡医と病理医の診断を対比した。内視鏡医では、GERDのGrade M・Aの15例中12例(80%)がType 1と診断され、Type 2が3例であった。Grade BはType 1:1例、Type 2:2例、Grade CはType 1:1例、Type 2:4例、Type 3:2例、Grade DはType 1・2:各2例、Type 3:1例であった。病理医ではGrade M・Aの15例全例とGrade B・C:各2例、D:3例が非癌、Grade B・C・Dの15例中8例(53.3%)が境界(生検示唆)と診断され、悪性例はなかった。内視鏡医の診断でType 3の3例を含む6例が組織学的に再生上皮で、病理医は境界病変中3例で悪性が念頭にあった。粘膜障害を伴うGERDでは白苔内に小型炎症細胞の集簇を認め、1例で食道偽憩室症の初期様の固有食道腺導管拡張を認めた。Grade A~Dの22例中7例(31.8%)に乳頭血管の周囲を扁平上皮細胞が取り囲むonion slice appearance"が観察された。" |
文献番号 | 2016337028 |