ハタノ サトシ
HATANO Satoshi
幡野 哲 所属 埼玉医科大学 医学部 総合医療センター 消化管外科・一般外科 職種 専任講師 |
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論文種別 | 学術雑誌(原著) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 【予防抗菌薬】 待機的結腸癌手術における術前機械洗浄を行わない予防抗菌薬投与 |
掲載誌名 | 正式名:日本外科感染症学会雑誌 ISSNコード:13495755 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 13(4),301-305頁 |
著者・共著者 | 傍島 潤, 幡野 哲, 天野 邦彦, 熊谷 洋一, 石橋 敬一郎, 持木 彫人, 石田 秀行 |
発行年月 | 2016/08 |
概要 | 当科では結腸癌待機的手術の周術期管理の一環として機械的前処置廃止、術前日の化学的前処置施行、予防経静脈抗菌薬術当日のみを原則としている。この方針の妥当性を確認する目的で、2009年1月~2011年10月の間に行われた待機的結腸癌切除連続88例を対象とし、臨床病理学的因子、surgical site infection(SSI)、縫合不全の発生について後方視的に検討した。SSIは4例(4.5%)に認め、その内訳はincisional site infection(ISI)が1例(1.1%)で、organ space infection(O/SI)3例(3.4%)を認めた。O/SIのすべてが縫合不全を伴っていた。待機的結腸癌手術におけるわれわれの周術期管理の原則は、縫合不全のリスクについてさらなる検討が必要かも知れないが、SSI発生率を増加させない可能性が示唆された。(著者抄録) |
文献番号 | 2017058146 |