アライ トモユキ
ARAI Tomoyuki
新井 智之 所属 埼玉医科大学 保健医療学部 理学療法学科 職種 教授 |
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論文種別 | 学術雑誌(原著) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 地域在住中高年者におけるロコモ度テストと歩行速度との関連 |
掲載誌名 | 正式名:日本骨粗鬆症学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 2(3),29-39頁 |
著者・共著者 | 旭竜馬、藤田博暁、新井智之、丸谷康平、森田泰裕、萩原健一、細井俊希、石橋英明 |
発行年月 | 2016/08 |
概要 | 目的:ロコモティブシンドロームは加齢に伴う移動機能低下を意味し,その判定には立ち上がりテスト,2ステップテスト,ロコモ25からなるロコモ度テストが用いられる.一方,歩行速度は移動機能の指標として広く利用されている.本研究の目的は,ロコモ度テストと歩行速度の関連を調べ,その関連の強さを他の運動機能関連指標と比較検討することである.方法:地域在住中高年者765名を対象として,最大・通常歩行速度およびロコモ度テスト,握力,開眼片脚起立時間,Functional Reach Test,膝伸展筋力,足趾把持力を評価し関連性を検討した.結果:各ロコモ度テストは,最大・通常歩行速度と有意な相関があった.また,他の運動機能関連指標を含む重回帰分析の結果,男女共通して抽出された項目は2ステップテスト,ロコモ25であった.結論:地域在住中高年者において,2ステップテストとロコモ25は歩行速度に対して他の運動機能評価種目より重要な関連を示した. |