アライ トモユキ
ARAI Tomoyuki
新井 智之 所属 埼玉医科大学 保健医療学部 理学療法学科 職種 教授 |
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論文種別 | 学術雑誌(原著) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 行動科学の理論に基づいた運動プログラム「ロコトレBBS」の効果 地域高齢女性における運動の継続に関する検討 |
掲載誌名 | 正式名:理学療法科学 |
巻・号・頁 | 26(4),511-514頁 |
著者・共著者 | 細井 俊希, 新井 智之, 藤田 博曉 |
発行年月 | 2011/08 |
概要 | [目的]本研究では、行動科学の理論に基づいた運動プログラム「ロコトレBBS」が、地域在住高齢女性の運動の継続につながっているかを検証すること、および指導した運動を継続することが地域高齢女性の身体機能にどのような影響を与えるかについて検討することを目的とした。[対象と方法]対象は、埼玉県M町の老人福祉センターに通う地域在住高齢女性のうち、運動プログラム「ロコトレBBS」に参加した地域高齢女性12名とした。評価および介入は、6ヵ月間、計6回実施し、運動の実施率、心理的要因、身体機能について調査した。[結果]運動実施率は84.2%であった。対象者12名中11名(91.6%)が、ロコトレは楽しかったと答えていた。また、対象者の多くが膝痛、腰痛などが改善したと感じていた。さらに、身体機能の向上も認められた。[結語]行動科学の理論に基づいた「ロコトレBBS」は、地域在住高齢女性の運動継続に寄与しており、指導した運動を継続することで身体機能を向上させる効果が認められた。 |