アライ トモユキ
ARAI Tomoyuki
新井 智之 所属 埼玉医科大学 保健医療学部 理学療法学科 職種 教授 |
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論文種別 | 学術雑誌(原著) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 地域在住中高年者における運動習慣者と非運動習慣者の運動機能 |
掲載誌名 | 正式名:日本医療科学大学研究紀要 |
出版社 | 日本医療科学大学 |
巻・号・頁 | 8,5-12頁 |
著者・共著者 | 旭 竜馬, 藤田 博暁, 新井 智之, 丸谷 康平, 森田 泰裕, 荻原 健一, 細井 俊希, 石橋 英明 |
発行年月 | 2016/03 |
概要 | 健康の維持・増進のためには運動習慣をつけることが重要であるが、運動習慣者と非運動習慣者の運動機能を示す報告は少ない。本研究では運動習慣者と非運動習慣者の運動機能について検討した。対象は要支援・要介護、身体障害非該当の中高年者765名である。1回30分以上の歩行を週2回以上実施しているものを運動習慣者、それ以外を非運動習慣者に分類した。運動機能と質問紙評価は握力、開眼片足立ち時間、Functional Reach Test、5回立ち上がりテスト、歩行速度(通常・最速)、膝伸展筋力、足趾把持力、WOMACを測定し、年齢を聴取し、各群を対応のないT検定にて比較した。その結果、男女ともに通常歩行速度、女性では年齢、体重、WOMACに有意な低下を認めた(p<0.05)。運動機能の向上は運動習慣だけでは不十分であり、女性においては年齢および体重の増加とともに、日常の困難感や関節の痛みが増大することが示唆された。 |