| 
            アライ トモユキ
            ARAI Tomoyuki
           新井 智之 所属 埼玉医科大学 保健医療学部 理学療法学科 職種 教授  | 
      |
| 論文種別 | 学術雑誌(原著) | 
| 言語種別 | 日本語 | 
| 査読の有無 | 査読あり | 
| 表題 | 地域在住中高年者に対する運動機能改善のための運動介入〜体格指数の違いによる効果の検討〜 | 
| 掲載誌名 | 正式名:Osteoporosis Japan | 
| 巻・号・頁 | 23(1),99-107頁 | 
| 著者・共著者 | 丸谷康平,藤田博曉,新井智之,細井俊希,石橋英明 | 
| 発行年月 | 2015/01 | 
| 概要 | 本研究では体格(BMI)の違いによりロコトレの効果を検証した。対象は地域在住中高年者165名(平均年齢76.0±6.2歳、男性22名、女性143名)であり、対象者全員に2ヵ月間のロコトレを実施した。評価項目は、片脚立位、FRT、TUG、10m歩行、膝伸展力、足趾把持力を測定した。解析はBMIをもとに低BMI群、中BMI群、高BMI群の3群に分類し、ロコトレの介入効果を検証した。2ヵ月のロコトレ介入の結果、膝伸展力を除くすべての項目で有意な改善がみられた。二元配置分散分析の結果、片脚立位にのみBMIとロコトレの交互作用がみられ、低BMI群や中BMI群において有意な改善がみられた。一方、高BMI群では有意な改善はみられなかった。そのためロコトレ指導を行う際にはBMIを考慮した指導を行う必要があると考える。 |