アライ トモユキ
ARAI Tomoyuki
新井 智之 所属 埼玉医科大学 保健医療学部 理学療法学科 職種 教授 |
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論文種別 | 学術雑誌(原著) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 要支援・要介護高齢者における慢性腰痛保持者のQOLと日常生活動作・運動機能の関連 |
掲載誌名 | 正式名:理学療法科学 |
巻・号・頁 | 29(5),815-819頁 |
著者・共著者 | 旭竜馬,藤田博暁,新井智之,丸谷康平,中原正利,前原邦彦 |
発行年月 | 2014/10 |
概要 | [目的]近年重要視されているにもかかわらず、QOLに関わる因子を示す報告は少ないことから、慢性腰痛のQOL評価尺度に関わる項目と評価法の違いについて検討した。[対象]介護老人保健施設を通所利用している慢性腰痛を有する高齢者27名とした。[方法]QOL評価にはRDQとJLEQを用い、痛みの評価としてVASにて腰痛の程度を評価した。さらに日常生活動作能力調査票、各運動機能を測定した。[結果]重回帰分析によりRDQに対して膝伸展筋力と荷物運搬動作、JLEQに対してVASと荷物運搬動作が選択された。[結語]慢性腰痛を有する高齢者は荷物運搬動作がQOLに関わる一つの項目として挙げられた。さらにRDQは腰痛以外の項目も反映され、JLEQはより腰痛に特化した評価が行えると考えられる。 |