タナベ イチロウ
TANABE Ichiro
田邊 一郎 所属 埼玉医科大学 保健医療学部 共通教育部門 職種 特任教授 |
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論文種別 | 学術雑誌(原著) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | Volterra方程式モデルによる胃潰瘍面積縮小過程の客観的評価の試み(第1報) |
掲載誌名 | 正式名:Gastroenterological Endoscopy |
巻・号・頁 | 27,1988-1996頁 |
著者・共著者 | ◎田邊一郎、山口昌之、岡崎幸紀、竹本忠良、河村 奨、黒田寛人、黒田裕介 |
発行年月 | 1985/10 |
概要 | 胃潰瘍面積縮小曲線の数式的解釈として、数理生態学で用いられる Volterra方程式を応用し、次の近似式を得た。 S/S0=1/{(1-a/r)EXP(rt)+a/r} ここで、定数r,aはそれぞれ再生上皮の再生率および破壊率と仮定した。この式を用いて、X線的検査やファイバーグレーティング法にて測定された胃潰瘍面積縮小曲線と比較し、きわめて良い一致をみた。以上より、本法は、胃潰瘍の治癒過程の生態学的興味とともに、治療薬剤の客観的評価の指標として今後の発展が期待できる。 |