タナベ イチロウ
TANABE Ichiro
田邊 一郎 所属 埼玉医科大学 保健医療学部 共通教育部門 職種 特任教授 |
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論文種別 | 学術雑誌(原著) |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | マルコフ過程を用いた消化性潰瘍治癒過程の定量的解析 |
掲載誌名 | 正式名:日本消化器病学会雑誌 |
巻・号・頁 | 84,2513-2521頁 |
著者・共著者 | ◎田邊一郎、藤村 寛、岡崎幸紀、竹本忠良 |
発行年月 | 1987/11 |
概要 | 消化性潰瘍の治癒過程の解析に、Markov過程を応用し、内視鏡所見上の定性的評価法である「崎田・三輪分類」の定量化を試みた。2n週後のA,H,S各stage の比率Pij は、 matrix〔aij〕を用いて、P2n=P0〔aij〕n であらわされる。〔aij〕の要素は、2,4週めの比率より求められ、したがって薬剤の治験では、2,4週めの内視鏡によるstage判定が重要であると考えられる。各種薬剤の差は、A→H段階にはほとんどなく、H→S段階に有意に存在することが示唆された。 |