アカサカ キヨカズ
AKASAKA Kiyokazu
赤坂 清和 所属 埼玉医科大学 保健医療学部 理学療法学科 職種 教授 |
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論文種別 | 学術雑誌(原著) |
言語種別 | 英語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | Efficacy of Injury Prevention Using Functional Movement Screen Training in High-School Baseball Players: Secondary Outcomes of a Randomized Controlled Trial. |
掲載誌名 | 正式名:Healthcare (Basel, Switzerland) |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 10(12),2409頁 |
著者・共著者 | Kenta Suzuki, Yasuaki Mizoguchi, Fumihiko Kimura, Yutaka Sawada, Kiyokazu Akasaka |
発行年月 | 2022/11/30 |
概要 | 本研究は、高校野球選手におけるFunctional Movement Screen(FMS)トレーニングが、FMSスコアおよび負傷回数に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした無作為化比較試験である。したがって、71名の高校野球選手(年齢:15~17歳)を介入群(n=37;各チームのグラウンドで週4回、12週間のFMSトレーニング)と対照群(n=34;制限なしのチーム練習)に無作為に割り付けた。両群の参加者特性については、有意差は認められなかった。介入群のFMSスコアは、対照群に比べ、12週間のトレーニング後に有意に上昇した。しかし、24週間後のFMSスコアについては、両群間に差はなかった。介入グループの怪我は、24週間後に有意に減少した。非接触型傷害による損失時間(12週間/フォローアップ)は、介入群で56.5時間/113時間、対照群で33時間/325.5時間だった。傷害は全身にみられた。これらの結果から、FMSトレーニングは高校野球選手の怪我を減らすことが証明されました。FMSのスコアを向上させるためには継続的なトレーニングが必要であるが、トレーニング後、怪我の数は減少した。 |