アカサカ キヨカズ
AKASAKA Kiyokazu
赤坂 清和 所属 埼玉医科大学 保健医療学部 理学療法学科 職種 教授 |
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論文種別 | 学術雑誌(原著) |
言語種別 | 英語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | Efficacy of Semi-Customized Exercises in Preventing Low Back Pain in High School Volleyball Players: A Randomized Controlled Trial |
掲載誌名 | 正式名:Medicine (Baltimore) |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 101(36),1-9頁 |
著者・共著者 | Yasuaki Mizoguchi, Kiyokazu Akasaka, Takahiro Otsudo, Naoki Shimada, Hiroyuki Naka |
発行年月 | 2022/09/01 |
概要 | 背景 腰痛(LBP)は、高校バレーボール選手に多い傷害である。我々は、予防プログラムにより、高校バレーボール選手のLBPの発生率を低下させることができると仮定した。本研究は、シーズン中のクラスター無作為化比較試験である。
方法 15歳から17歳の選手70名からなる高校バレーボールチーム8チームを介入群(4チーム、34名)と対照群(4チーム、36名)にブロック・ランダム化した。介入プログラムは、9つの身体機能検査と、ウォームアップ時に行う動的胸郭移動、体幹安定化運動、静的ストレッチを含む1つまたは2つの自己選択した予防運動で構成されていた。両群とも4週間の追跡調査を行い、その間にLBPの発生率を記録した。身体機能検査(背部持久力、脊椎および背部の柔軟性、能動的または受動的な肩および体幹の可動域、足関節の可動性、腸腰筋、大腿四頭筋、ハムストリングの柔軟性)を介入前と介入後に実施した. 結果 介入群では、対照群(33.3%)よりもLBPの発生率が8.8%と有意に低かった(相対リスク、3.78;95%信頼区間、1.17-12.23;P = .017, 1 - β = 0.99).腰椎伸展は、LBP発症の70%近くを占めていた。介入グループのほとんどの選手が、エクササイズに関連した身体機能の改善を示した。 結論 セミカスタマイズされた予防プログラムは、高校バレーボール選手において、LBPの発生を減少させ、身体機能パラメータを向上させた。 |