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タカヒラ シュウジ
TAKAHIRA SHUJI
髙平 修二 所属 埼玉医科大学 医学部 救急科 職種 准教授 |
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| 論文種別 | 学術雑誌(総説) |
| 言語種別 | 日本語 |
| 査読の有無 | 査読なし |
| 招待の有無 | 招待あり |
| 表題 | 【透析室でかかわるアフェレシス】急性中毒に対する血液浄化療法(解説) |
| 掲載誌名 | 正式名:臨床透析 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 巻・号・頁 | 40(13),1656-1662頁 |
| 著者・共著者 | ◎高平 修二(埼玉医科大学附属病院 救急センター・中毒センター), 喜屋武 玲子 |
| 発行年月 | 2024/12/01 |
| 概要 | 急性中毒治療は,吸収阻害,排泄促進,解毒剤投与,全身管理が基本となる.排泄促進には尿のアルカリ化や血液浄化療法(HD,CRRT,DHP,PE)が含まれるが,すべての薬剤に有効ではない.日本ではDHPの使用が減少しHDが選択されるケースが増えている.HDは分子量や血漿蛋白結合率に基づき適用され,カフェインやアルコール,リチウム中毒などで使用される.海外ではDHPの有効性が再評価されつつあるが,症例数は限られ,エビデンスは依然として低い.各治療法の適用は,過去の事例やレビューを参考に慎重に,かつ積極的に判断する必要がある.閉じる |