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イシダ ヒデユキ
ISHIDA Hideyuki
石田 秀行 所属 埼玉医科大学 医学部 総合医療センター 消化管外科・一般外科 職種 教授 |
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| 論文種別 | 大学・研究所等紀要 |
| 言語種別 | 日本語 |
| 査読の有無 | 査読なし |
| 表題 | 【消化管ポリポーシス-診断と治療の進歩】 消化管ポリポーシスに対する外科治療 |
| 掲載誌名 | 正式名:Intestine ISSNコード:18832342 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 巻・号・頁 | 20(3),313-319頁 |
| 著者・共著者 | 小倉 俊郎, 近 範泰, 傍島 潤, 石畝 亨, 福地 稔, 熊谷 洋一, 石橋 敬一郎, 持木 彫人, 石田 秀行 |
| 発行年月 | 2016/05 |
| 概要 | 消化管ポリポーシスの代表的疾患である家族性大腸腺腫症(FAP)の大腸癌浸透率はほぼ100%であり,20代までに予防的大腸切除が必要となる.大腸癌の確実な予防とともに,排便機能や整容性,年齢,妊孕性,各術式の合併症,そして術後サーベイランスの頻度といった個々の症例を踏まえた術式選択が必要である.また,十二指腸癌はFAPにおけるおもな死因の一つであり,十二指腸病変の制御が重要となる.治療方針の指標にはSpigelman分類が用いられ,病期IV以上は治療対象とする.膵内外分泌機能低下,脂肪肝炎や胆管炎といった長期的合併症の軽減が期待される膵温存全十二指腸切除術は,Spigelman分類病期IVのFAP患者において一つの治療選択枝となる.(著者抄録) |
| 文献番号 | 2016299287 |